なにやらこのようなものを

見つけたのだ。(8月31日追記)

4コマ漫画ナツ10 〜マイナーとかこまけぇことはいいんだよ!!〜 - よつぎりポテト
http://sweetpotato.blog58.fc2.com/blog-entry-1235.html

よーするに、出版社から一度も4コマ単行本を出していない漫画家の4コマで、面白いと思ったものを、商業誌、同人誌、ネット問わず10作品選んでくれいということだ。必然的にオススメ新人紹介になってしまいそうだが、書いてみよ。

  1. 水谷フーカさくらんぼステップ」まんがタイムファミリー(ゲスト):作者は長らくファンタジー系のストーリー同人を手がけていた人。ストーリーではアンソロも含めて商業から何作か出しているが、4コマはないので該当させていただいた。サイトと併せて見ると、幻想的なイラストときわめてほのぼのしたファミリー漫画とのギャップに驚くだろうなぁ。そろそろ連載して欲しいです。
  2. 古下えみ「視界良好」まんがタイムオリジナルまんがタイムラブリー(ゲスト):最近芳文社がプッシュしているまんがタイムweb出身の4コマ作家。3ヶ月ゲストを複数誌で何度か続けていて、安定供給は出来る作家だと思うので、連載化に踏み切ってもいいかと。
  3. ひらふみ「つくねちゃん+30」まんがくらぶオリジナル:こういう同人でブイブイ言わしていた人がどしどし4コマ雑誌に投入されるのはいいことだと思う。
  4. 市田「虚構漫談」虚構新聞社にうpされている4コマ。:エスプリだのアイロニーだのとはこういうことを言うのだと。
  5. 袖山リキ「プチタマ」まんがタイムファミリーまんがタイムまんがタイムのまんが大賞で大賞獲得→即連載→即複数誌連載という栄冠を勝ち取ったのだが、何故か単行本化されない。新人には珍しくロングラン連載に堪えうる逸材だろう。ネット上ではかつてドラクエ4コマを描いていた「ふじいたかし」説があるが(wikipedia:袖山リキ参照)、真偽の程はわからんので該当させていただいた。
  6. 楯山ヒロコ「東洋に魔女」まんがタイムファミリー(ゲスト):まんがタイムのまんが大賞出身で、「ハニーtheバンドガール」の連載をしつつ、受賞作のこれを最近ゲストで掲載している。えぇ、十分連載レベルです。
  7. ゴンドウケンジ「ぼくらは魔法が使えない」まんがタイムジャンボ(ゲスト):ライブドアのデイリー4コマには長らく連載を続けている方。その方の唯一の紙媒体での掲載作品。基本的にこの人の描く漫画は、恋愛と性欲は表裏一体なのを如実に描いているが、エロくない。
  8. 高原けんじ「花咲だより」まんがタイムオリジナル:作者は10年近く芳文社漫画誌に連載をしているのだが、作品が未だに単行本として纏まったことがないので、該当させていただいた。投稿実話漫画をやるようになってから、一皮向けたよねぇ。それまで凡百なファミリー漫画しか描いていなかったのに。
  9. のしお「全力委員長」まんがライフオリジナル:これもなぜか長期連載だけど単行本化されない作品。まんがライフMOMOでも普通に萌え漫画が描けそうな絵柄だが、いがらしみきお大橋ツヨシに通じるナンセンスマナーが竹書房らしいというか。
  10. 吉田仲良「アサヒ!〜動物園へ行こう〜」まんがタイムオリジナル:動物ネタが描ければ、その作家は強いと思う。雑誌の性格に左右されやすいが、それがバッチリはまれば須藤真澄神仙寺瑛になるかもしれない。動物を変にデフォルメせず、リアルに描いている点も良い。来月からまんがタイムでも連載開始するそうだ。

結局、オススメ新人紹介になってもうたなぁ。別に次にブレイクするとか言わないぞ。
ほへと丸のブログ4コマがおもろいがな。ファミリー系よりもコミックガム辺りでファンタジー4コマ描いたほうがいいんでないかと思うくらい。ファミリー系でやっていくのなら、実話系で鍛えなおしたほうがいいだろうけど。ブログを見たら、新連載もある様子。掲載誌等詳細な情報はまったくないが、秋ぐらいに始動かしら。

すっかり漫画ブログになってもうたなぁ…。