薬師霊場満願どゎ!しょの2
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- 西明寺:西国薬師四十九霊場・第三十二番札所ならびに神仏霊場巡拝の道・第百三十六番(滋賀四番)札所。山号は龍應山で、本尊は薬師如来。
金剛輪寺、百済寺とともに「湖東三山」の1つに数えられているこのお寺は、寺伝によると834(承和元年)に、三修上人がこの寺を建立したという。で、2年後の承和3年(836年)に仁明天皇の勅願を賜り「西明寺」の寺号を賜る。
鎌倉時代の頃までは17のお堂に300近くの僧坊があった大伽藍だったそうだが、1571(元亀2年)織田信長によって、焼き討ちに遭ってしまう。しかし、幸いにして国宝になる本堂と三重塔は残った。
しばしの荒廃はあれど、江戸時代以降は徳川家光以降の徳川家や彦根藩主らの庇護を受け、延宝年間(1673〜1681)には、毘沙門堂門跡の大僧正、公海が参詣し、望月越中守友閑に復興を命じたことにより、本格的な復興がなされ、現在に至っている。
このお寺は、紅葉の名所でもあって、丁度俺が行ったときも紅葉真っ盛り。いつもより余計に写真を撮ってしまったw。しばし堪能するがよい。あと、写真には納めてないが、猿が間近で見られる。
さて、お堂もうpしていくか。
山門。紅葉シーズンだから、参拝客も多かったわぁ。
庭園。
庭園を過ぎてすぐにある龍神社。
稲荷神社。
手水場。
二天門。重要文化財だぞ。
三重塔。国宝でございます。この寺の画像でググると、猛プッシュでございます。
三重塔の近くにあったお社。何祀っていたのかは…忘れた。
鐘楼。
そして、納経所でご朱印をゲットし…
西国薬師四十九霊場満願しましたー!
これがその満願の証。
- 多賀大社:神仏霊場巡拝の道・第百三十三番(滋賀一番)札所。伊邪那岐命(イザナギ)と伊邪那美命(イザナミ)の2神を主祭神として祀る。
創建時期は不明だが、古事記にも多賀大社について記載されていることから、西暦712年以前からある。神仏習合の頃には、伊勢神宮と共に多賀大明神と並び称され、多くの戦国武将や豪族、徳川幕府の崇敬と庇護を受けて今に至っている。詳しくは「wikipedia:多賀大社」参照していただいて、俺は社殿をカメラに収めるとしよう。
鳥居。
境内の案内。今の境内に整備されたのは昭和に入ってからだったのか。
天満神社。菅原道真を祀っている。
右が秋葉神社。火産霊加具都知神を祀る。カグツチだ。左が愛宕神社。火産霊神と伊邪那美神を祀る。どちらも火事除けの神社ですな。
神門。
手水場。
神馬舎。
能舞台。
二社。右が年神神社で、左が竈神神社。それぞれ大歳神と三宝荒神を祀っているのだろうか。
金咲稲荷神社。宇賀之御魂神を祀る。
二社。右が三宮神社。角杙神(つのぐいのかみ)、活杙神(いけぐいのかみ)、大戸之道神(おおとのじのかみ)、大戸之辺神(おおとのべのかみ)、面足神(おもたるのかみ)、惶根神(かしこねのかみ)を祀る。ちなみに、イザナギ、イザナミ以前の男神と女神である。左が聖神社。少彦名命(すくなひこなのみこと)を祀る。
三社。右より熊野神社。櫛美気野命(くしみけのみこと)を祀る。スサノオの別名だと。中央は天神神社(あまつかみじんじゃ)。天之御中主神(あまのみなかぬしのかみ)、高皇産霊神(たかみむすびのかみ)、神皇産霊神(かみむすびのかみ)を祀る。左が熊野新宮。速玉之男神(はやたまのおのかみ)を祀る。
この奥に、奥書院と庭園がある。有料なので入ってないが。
摂社・日向神社。瓊々杵尊(ににぎのみこと)を祀る。天照大神の孫で、神武天皇の曽祖父である。
日向神社の隣りにポツンとある子安神社。木花之開耶(このはなのさくや)姫を祀る。ニニギの妻である。
神明両宮。天照大神と豊受大神を祀る。
夷神社。事代主神を祀る。このお社があった辺りには、般若院と言うお寺があった。
大釜。徳川幕府謹製の品。
鐘楼。神仏習合の名残ですな。
神輿庫と中のお神輿。