心斎橋→南堀江

knaveで行われるドーマンセーマンのライヴを見に行くのだが、時間があったので、心斎橋でぶらつく。三木楽器と石橋楽器に行ったのだが、そのついでにクアトロでポリシックスがライヴやることを知る。まぁ、当日は無理だろうからあきらめたが。

1st P

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俺の中でのポリはこれにつきる。他のアルバムもいいけど、やっぱりこれだよね。
三木楽器には、ジルジャン、パイステ、セイビアンのスプラッシュシンバルが大量に置いてあり、いろいろ叩いてみたりする。スプラッシュシンバルを3,4枚位ドラムセットにつけているドラマーに萌える俺…萌えの使い方間違っている。相変わらず大量にローズやウーリッツァーも試奏できる。ウーリッツァーだったら、ビートルズの「I Am The Walrus」のイントロを弾いてみたりすると、「あぁぁぁ、あの音やぁぁぁ」と感慨深くなるだろう。ほとんど弾けないけど。
石橋楽器アレシスのmicronをいじり倒す。デザインがデザインなので、基本的なシンセのエディットは絶望的だが(エンベロープどこでいじれってのさ!)、それを有り余るつまみ関係の音の変化のエグさが相殺する。音も太くってやっぱりアメリカだなぁ。
さて、ライヴレポだ(1月15日追記)。

  • 長沢知之:アコギ1本による弾き語り。複雑なコードカッティングから、スリーフィンガーを駆使したアルペジオギターはスキルの高さを垣間見る。声もハイトーン系で、クリーンだ。女性に受けそうなキャラで、その辺をつかんでいるようね。山崎まさよしっぽい曲だとおもったら、かつて山崎まさよしの前座も勤めたこともあるそうな。へー。
  • ドーマンセーマン:マイミクのマドナシさんがやっている4人組バンド。実ははじめてみるのだが、俺はインストバンドだと思っていた。サイケ調の轟音と、シャープなカッティングの両極端なツインギターラウドロックっぽいリズム隊、それにたゆたう様に歌うマドナシ氏。普段は京都で活動しているバンドで、「京都」て感じの音でした。うるさいけど、洗練されている。そんな感じ。
  • SIBERIAN-NEWSPAPER:燕尾服着たヴァイオリン、マントにターバンと言ういかにもジプシー系のアコースティックギター(兼マンドリン兼MC)、派手なシャツのピアノ、パーカッション、ウッドベースディジュリドゥー&鳴り物の6人組。あと、幕間にPowerBookでVJやっていた黒人と。
    音はもろニューエイジ系のジプシーミュージックである。しかも見た目がアカデミックな人で固めているせいか、演奏力はそうとうのものである。しかしヴァイオリンが入ると、妙に葉加瀬太郎臭くなるのはなんでだろうというのは…失礼よ(笑)。あと、ディジュ&鳴り物が、シンセ&サンプラーだったら、ベアーズでもうけそうだなと思ったのも…余計なお世話よ(笑)。

knaveでライヴを見るのは実は初めてだったが、PAも変に耳障りでなく。素直でいい音。広さはサンホールを2/3くらいの大きさで、ステージも広めに取ってある。これなら溺れたエビの検死報告書もライヴしやすいだろう。ただ、駅から遠いのが難点だな。俺は車で行くからいいけど。