えぇーいプログレまみれ!

ブリッジでUZ JSME DOMA(ウシュ・スマイ・ドマと読む。)、溺れたエビの検死報告書、Djamraを見た。
溺れたエビの検死報告書:管楽器が入ってからのエビは初めてみるので楽しみであった。つまり1年以上見てなかったということけど。例によってエビがワシャワシャと登場(今回は7体)。ミニマルなシロフォンが延々ループする曲からアップライトベースをリバーブバリバリ聞かせて伊福部昭ばりのダークな音楽にエビの目がビカッと光って(黄色から緑色になっていた)客が盛り上がる。
音のほうはアンサンブルに厚みと安定が出て来たなと。打楽器がギミック系の機材がなくなってシンプルになったせいか、巨大なタムと多数のエフェクトシンバルでぐいぐいリズムにのせていく。タムをフィーチャーする部分はもっと土着的になればいいなぁ。管楽器(tp*1、tb*2)はこれから?「管楽器は今の倍になるぞ。」と総帥もおっしゃっていたし、今後は管楽器をフィーチャーした曲が出来るかも。
「軍隊アリ」では例により、客席に乱入。エビファンらしき女子と外国人のブロンドの女性を囲んでワシャワシャカサカサ…「オキアミ」で前の曲のループが飛び出して、エビが驚く(普通ならトラブルだ。)様がおかしかったり。

やった曲(?だらけですまん。あとで総帥の日記で補完する。)

  1. ?(ミニマルなシロフォンが延々ループする曲)〜ゴジラの曲?
  2. 関節
  3. ミズスマシとマツモムシ(エビ全員がシロフォンを囲んで演奏する曲)
  4. アノマロカリス
  5. 軍隊アリ
  6. オキアミ

UZ JSME DOMAチェコのレコメン系バンドというふれこみだったが、聞いてみたら、レコメン系の叙情系な感じは薄くって、メタルもハードコアもパンクもはいっとるやん!ヴォーカルはギターとピアノを兼任。ピアノのときはその体躯に似合わず(失礼、ちなみにビジュアルはデブで金髪の坊主。)、流麗なピアノを披露。でも何故か変な声を上げたりする。確かにアホだ。アンコールが飛び出し、2曲披露したが、児童歌唱みたいなファルセットを全員で歌う時点で、アホ度は増しているじゃねぇか。そこからメタルっぽい演奏になっていくさまは、凄まじいとしか言いようがなかった。

Djamra:はじめてみた。変拍子をビシバシ決めまくりのジャズロック。ベースの人がドンシャリでスラップをビシバシ決める。かっこいいなぁ、MCが完全に関西のおっさんという落差も凄まじい。

CDも買う。UZ JSME DOMA「鱈の皮下脂肪撲滅同盟」。管やヴァイオリンをフィーチャーしていて、レコメン度はこっちのほうが上。これ聞いてから、ライヴでのメタル振りとの落差を楽しめばよかったと思ったりする秋の夜更け。

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