ミノポピVol.1@socioアメリカ村

A.C.E.安井さんの企画である。見に行きましたよ。駆けつけ三杯ならぬ、芋焼酎2杯決めて、ほろ酔いになる。いろいろおかしな態度を取って酔いがさめてから申し訳なく思うのだが…。ひゆちゃんの東京でのイベの話はえげつなかったのでここでは書けない(特に悪霊おばけと、GOヒロミ44なる芸人の件が)。Youtubeにその模様がアップされているのでアドレス教えてもらうつもりが、案の定削除されていたと。残念!

  • ヘルメッツ:何度見たか覚えていないが、何年も同じ機材で同じ曲をやり続ける姿勢は、80年代の三上寛を思い出す(同じライヴハウスで同じ曲、同じ曲順で10年近くやっていたと、大槻ケンヂとの対談で言っていた)。生バンドでのアレンジを聞いてみたいと思ったりする。それは2010年頃かしら(笑)。
  • ロマンスティック・カルツォーネ・ラヴ:ボーカル、スクールメイツっぽい80年代アイドルの振り付けをなさるダンサー2名、コンピュータ、MC-303の5人組。NEW WAVE JUNKIESに出てもおかしくないユニットだね。ベスパ☆くまメロやpLumsonic!のような、不思議少女系ボーカルにディスコよりのテクノなオケが乗る。ボーカルはこの手にありがちな声優系やロリータ系でなく、妙に消え入りそうなウェットな…フォーク調(おい)な感じで妙味だったり。ボーカルの娘は東心斎橋で「おしゃれサロンドレミ」なる店をやっているそうな。

http://www.doremifasorasi.com/top.html

  • SIEG HEILMAN form RHODESIA:「ジーグ・ハイルマン・フロム・ローデシア」と読む。安井さんによると、なんとHARD CORE DUDEの人がやっていると!懐かしい名前だ!ライヴを見るのも去年のA.C.E.企画で見て以来だ。全身黒尽くめで、フードと長髪で顔を隠し、QY500でファミコンサウンドを奏でる。しかも演奏中は直立不動で全く微動だにしない。なんかの曲の終わりで両手をピストルの形(よーするにゲッツだな。)にする以外はあとはQYを操作するときだけ。すべてが徹底していて、ヘルメッツにしてもそうだけど、ひとつの機材で求道的に音楽をやるのも何も悪いことではない。事情聴取に呼ぼうかしら。ロマンスティック・カルツォーネ・ラヴの方々が踊りまくっていたのと「フロア盛り上がりまくり!」と言う安井さんが印象的。サンプルのCDを頂いたが、メンバーのクレジットにかくのごとく書かれていて「なるほどねぇ」。

SIEG HEILMAN form RHODESIA are
HUMAN.......1.0
SEQUENCER...1.0
ACTION......0.1
SOUL........0.0

  • 東京ピーチ:何度も見るが、ジャン=ポール高橋氏のいつも以上のハイテンションさがおかしくて。ロマンスティック・カルツォーネ・ラヴのみなさんもその流れで前のほうで踊ってらした。ギターは相変わらず卓越しているなぁ。お、ストラトに変えたのね。そろそろ新曲が聞きたいわねぇというのは贅沢か?

ボーカルマイクのハウリングが頻発して音的にはちょっと残念な部分もあったが、こういうイベントはやらんといかんなぁと思った。事情聴取復活させよ、マジでと思った夜。みな期待しているんだから。