俺の知らない世界

ももとりの知り合いが関わっている舞台@伊丹アイホールと、No.305君(彼を呼ぶときは「305」だけでいいのだろうか。)が出演するというイベント「アマガサキ@Deepa」@尼崎Deepaに行く。ダブルヘッダー&オールは久しぶりだな。
伊丹駅に降り立つのは…あ、前々回の免許の更新時に行って以来7年ぶりだ。前回(2年前)はかの福知山線の事故で、伊丹駅が不通だったから(明石の免許更新場に行ったのだ)。
JR伊丹駅は駅前が小奇麗になってしまったし、イオンのショッピングモールが出来ていたりするが、タミータウンのような「あなたの街のデパート」て感じ…街の商店街のこじんまりというか雑多な感じのほうが俺は人間味があって好きだなぁ。タミータウン4Fに古本屋があったので、軽くCDを買ったり。

舞台だが、実は俺は舞台自体をきちんと見るのは初めてだったりする。内容は恋愛というか悲恋物だ。テレビドラマと違って、頭から最後まで見ることを強いられる。それは映画館で映画を見るのでも一緒だけど、演じているのが生身の人間だと、うかつに立つことも出来ない。あと、笑いのツボがもうひとつつかめず「え、今の何処がおもろいの?」と思うところもちょいとあったり。典型的なダメ客そのままじゃん。
飯を食ったあと、尼崎へ。JR尼崎から阪神尼崎までバスがあると勘ぐっていたら、22時以降バスがねぇ!タクシーで行こうかと思ったが結局歩く。で、行ってみたが、これがなんと!アニソン、特撮、声優オンリーのDJイベントだった!!のっけからなんかアッパー系のアニソンが炸裂してポゴダンスの嵐だった…おいおい、えらいところ来ちまったよ…305君に挨拶した時も彼も「どうしてここに!?」とびっくりしていたし。俺もこんなイベントだと思っていなかったし。えぇい、ビールだビールだ!1時間もたたないうちに早くも缶ビール2本消費する。
でもねぇ、No.305のライヴ(あいかわらずのオタクネタ炸裂で、かぶりで見てた。)見てからは妙にハイになってくる。その後の特撮系流すDJ(Deepaの偉い人らしい。)→その流れで、80年代エレポップ風から4分打ちトランスに移行していくDJのつなぎの上手さに感心しているうちに、真打登場というかんじで、「Aphex Twin Famicom(柏木るざりん) with 紳士協定」につながる。
ごく一部で有名な「巫女みこナース」という曲の作者である(ちなみに俺はまるめさんのイベでDJやった時に、一緒に出演したばや兄さんが流していたので知る。)。最初はるざりん氏のソロで、氏が手がけたゲーム音楽?や「ジンギスカン」の日本語ヴァージョン(「飲めや食えや踊れや歌えや」という歌詞のくだりでググッタら、レニングラードカウボーイズ・ヴァージョンだったか。)なんか流して、後半はDJ交代してから、ナードコア大会に突入!いきなり、オウミ住宅をサンプリングしたり、人生のオールナイトロングのカバーまで飛び出す。巫女みこナースはスローファンク調になって、途中ドリフの早口言葉のフレーズ(もちろん振り付け付で)を盛り込んで「生麦生米巫女みこナース」とかやったり。さらにはファミコン「忍者ハットリくん」のボーナスステージのBGM流して、ちくわをばら撒いたり。個人的には「ヴォルガードⅡ」のリミックスに鳥肌が立ったりしたが、わかる人は少なかったろうなぁ。
最後は主催者のDJで、アンパンマンのエンディングで締め…と思ったら、最後の最後に再び「巫女みこナース」(オリジナルヴァージョン)を披露。…ハハハ、とことん濃いぃイベントだったなぁ。
これ見て思ったのは、アンダーグラウンドは充実しているんだ。その主流はベアーズやブリッジだが、それにヒップホップやテクノ(今回はナードコアか?)連中を繋げようとこのイベの主催はかんがえているのかも知れない。同じようなものでMIDI祭もあるけど。ミクシィの「アマガサキ@Deepa」コミュ見たら「ノイズ系のかたも出演OK」みたいなことが書いてあるから…出ようかしら?