ヒカシュー「日本の笑顔」

ようやくヤフオクでゲットした。amazonでも全くひっかからない。ヒカシュー暗黒時代…デビュー時代からのメンバーが次々と抜けるわ、メジャーと契約切られるわで、メディアにろくに出られず、ライヴ活動か自費でレコード出すくらいしか出来なかった83年から88年ごろ…の作品はとにかく入手困難なんだ。「そばでよければ」「何もかも踊れ」「超・少年」「私はバカになりたい」この頃のヒカシューの音源はCD化されてないのが多いので、是非して欲しいのだが…という願いも交えて日本の笑顔を聞いてみたが…
巻上さんのライナーにも書いてあるが、なんとなく再発されない理由がわかる気がする。「ヒカシューLIVE」にも収録されている「そんなコタァないよ」や「魅惑のペイブメント」「太陽と水すまし」のオリジナルヴァージョンは、ライヴ盤のほうが個人的にはいい(太陽と水すましはもろポリスじゃん!)。今となってはミックスやアレンジが古臭さを感じたりする(あからさまなステレオディレイやゲートエコーとか)。
俺の耳で聴けると思えたのは、「波」「岩」。特に「岩」は4-Dみたいなインダストリアルがバックで流れ続けて、そこにジャジイなギターとべースが絡むイントロがいい。