室生寺。
前から参りたかった室生寺にやっと行けた。高速と名阪国道を使えば2時間ほどで行けてしまう。
太鼓橋の上から撮った。昭和テイストあふれたひなびた旅館街。昼飯に山菜うどんを食う。
太鼓橋なるアーチ上の橋を通ると表門。
仁王門をくぐる前には、護摩堂があったので、拝んどく。納められているのは不動明王だろうか。
仁王門。
仁王門を過ぎてすぐある手水場。
鎧坂という、金堂へ続く長い階段。あぁ、思い出した。土門拳がここで雪の日の写真を撮ったんだ。調べたら、土門拳は室生寺に何度も通いつめていたという。しかも俺が山菜うどんを食った店が実は土門拳が室生寺に来た際には、常に泊まっていた旅館だったのだ。
階段途中の左手にある弁天堂。
- 室生寺:神仏霊場巡拝の道・第三十六番(奈良二十三番)札所であり、西国薬師四十九霊場・第8番札所である。山号は「宀一山(べんいちさん)」。本尊は上記画像の金堂に納められている釈迦如来。ここには薬師如来も納められているので西国薬師の札所本尊でもあるな。金堂に納められている仏像は左から、十一面観音菩薩、文殊菩薩、釈迦如来、薬師如来地蔵菩薩と並び、手前に薬師如来の眷属である十二神将が並んでいる。また、本尊の背後には曼荼羅図が描かれているのが近くで拝見できる。それぐらい近くで仏像が見られるって事だ。
金堂から向かって左手にある弥勒堂。本尊は弥勒菩薩。客仏として釈迦如来も納められている。
んで、金堂右手にある天神社。のぼりから判断するに、大黒天が祀られているみたい。
金堂と天神社の間にある岩に彫られた軍荼利明王…とオフィシャルページには書かれている。
金堂から階段を登ると、本堂である。
金堂。灌頂堂(かんじょうどう)とも言われる。「かんちょうどう」ではない。灌頂ってなんじゃ?と調べると、密教で出家したり、修行を始めたりなどするときに行う儀式で、頭に水を注ぐことからこう言われている(wikipedia:灌頂参照)。
ここの本尊は如意輪観音。普段は秘仏だが、俺が行った際はご開帳がなされていて、ばっちり拝んでまいりましたぞ!
本堂左手の階段を登り、五重塔を見る。台風で甚大な被害を受けたが、幸い真ん中の柱にまで被害が及んで折らず、修復できたということで、有名だろう。実物はというと…ちっさ!五重塔というと、東寺や興福寺を思い出すが、それよりも3/2くらいにダウンサイジングされたような大きさなのだ。パンフレット見たら、屋外で建つ五重塔の中では日本一小さいのだと…こちらも初層開扉が開行われ、中にある秘仏、五智如来がご開帳されていた…あり?中はもぬけの殻じゃん。後で期間中は本堂に納められていたことを知る…ひょっとして、如意輪観音の下にあった像がそれけ?
ここまで来たのだから、奥の院まで行くか。
なんじゃこの階段わー!最後の最後に心臓破りの階段を設けるとは!ヒーコラ言いながら階段を登る。
途中にあった手水場。
奥の院は、右画像が弘法大師42歳の像が納められた御影堂。左画像が位牌堂。ここでもご朱印は得られるが、それはいずれまた。四国八十八箇所やりだしたら、弘法大師絡みのご朱印を集めるようになるだろう。いつになるかわからんけど。
ようやく3分の1に達したか…あとどれくらいあるんだろう
集めたご朱印と残りの数(伊勢神宮除く)
兵庫:15 残0
大阪:8 残16
京都:8 残44
滋賀:4 残14
奈良:5 残23
和歌山:8 残5
計48 残102
道は遠いなぁ(涙)。