泉州!

この日は猛暑全開。週末になると消防団のポンプ奏法の練習が入っているし、逃避したくなったわけで(もちろん、この日の練習は夜にあって、参加したよ)。これを逃したら、またお盆休みの後半まで完全オフはない!ご朱印集めに行く!と決めて、前回挫折した犬鳴山へ行った訳だ。

  • 七宝瀧寺:神仏霊場巡拝の道・第五十四番(大阪十三番)札所ならびに、近畿三十六不動尊霊場・第三十三番札所。山号は「犬鳴山」で、修験道…まぁ、ようするに山伏の格好をして山道を歩いたり、滝に打たれたりするやつね…で有名で、申し込めば、滝に打たせてくれるぞ。やんねぇか(おいおい)。本尊は倶利伽羅大竜不動明王。開基である役行者(えんのぎょうじゃ)自ら彫った秘仏である。剣に龍がまきついたタイプの不動明王を本尊にしているのは珍しい。
    それにしても、ここは涼しい。猛暑日だってのに、車からここに下りた瞬間にやけにひんやりしているのだ。木々がうっそうと茂る渓谷の中にある寺なので、日があまりささないからだろう。冬場は…相当に寒いな、ここは。


    駐車場から歩いてすぐにある観音堂。納められているのは十一面観音。弘法大師が彫ったという。


    本堂向かいにある、鎮守社。祀られているのは、歓喜天、白髭一言稲荷大明神、白滝弁才天三宝荒神、鎮宅霊符神、金屋子神権現、金剛衣服天神、八大龍王


    本堂を抜けるとある三宝荒神社。剣婆荒神が祀られている。


    手水場。ここで手を洗って、口を濯いで清めよう。それが手水場の役割。

さて、次は水間寺へ行くか。近畿道貝塚ICの看板にも書かれている水間寺へ。


  • 水間寺(オフィシャルサイトがないので、wikipedia:水間寺か、こちら参照。):神仏霊場巡拝の道・第五十三番(大阪十二番)札所。山号龍谷山。本尊は聖観音で創建(729年−749年の間)以来一度も開帳されたことがない絶対秘仏である。
    当時病床だった聖武天皇が、夢枕で観音のお告げを聞き、行基にこの地に赴かせた。そこで、観音の化身である16人の童に滝まで導かれ、その滝から現れた竜神から授かったのが、本尊の聖観音像だと伝えられている。その後、病から回復した聖武天皇行基に命じてこの地に水間寺を建てられたのだ。


    三重塔。釈迦如来が納められている。初重(1階)の軒下には十二支の彫刻がぐるりにあしらわれている。


    愛染堂。愛染明王が祭られている。


    護摩堂。不動明王が納められている。


    手水場。そんだけ。

この後、夜8時からポンプ操法の練習なので、早めに帰ることにした。先週から消防本部でも水出しながらの練習が可能になったので、週三ペースですよ、あなた!