スラップバトルVol.12@島村楽器三宮店

例によって、動画をごらん下され。

また負けました(涙)…相手は、このまま勝ち進んで準優勝勝ち取っちゃうんだもんなぁ…つくづくくじ運悪いなぁ…。
あ、バックで浜村淳のサンプリングヴォイスを鳴らしていることにお気づきだろうか。リハのときにやったら、やたらバカウケしたんだ。「AMラジオかよ!」「それやられたらかなわんわぁ」「何がやりたいんだ(笑)!」などなど。バトルよりもソロライヴやってくれとも言われたし。

今回のためにセッティングを一新したのだ。各エフェクターの説明をして行こう。左より…

  • BOSS・RC-3:このシステム最大のキモ。件の浜村淳の声はここから出されていたのだ。最大99フレーズをこのエフェクターに仕込めるので、俺はループマシンとしてよりも、プレイバックサンプラーとして使ったほうがいいと判断し、数秒づつ浜村淳の声を仕込んだ。

サンプリングソースはコレ。ここから抜き出した。抜き出し方は「ボーカル抜き出し」なりで調べなさい。

ライヴヴァージョンがあったのか!本人登場!しかもCDよりもMCが長い!

んで、RC-3の下にあるBOSS・FS-6を使って足元でフレーズ選択を行う。

  • BOSS・NS-2:ノイズリダクション兼ワミー以外のエフェクターのパワーサプライとして使う。
  • BOSS・CS-3:俺はプルとサムピングの音の大きさに差があるので、コンプやリミッターは必須なのだ。いつもはBOSS・ME-50Bを使っているが、エフェクターボードに入らないので、バトルの3日前に急遽購入した。以前持ってたので要領は得ていたけど、こやつヒスノイズがすさまじい。ていうか、外部のノイズをむちゃくちゃ拾うんだ。隣りのワーミーのLEDランプのノイズもモロに拾うし。なので、前述のNS-2を後につないだ。
  • KORG・DT-7:10年近く前に買ったチューナー。後述するワミーのダイレクトアウトとつないでいる。
  • Digitech・Whammy:有名すぎるほど有名な、ワミーペダル(日本ではワーミーというけど、本来は「ワミー」なのだ)。俺も実は歴代のワミーは持っていたんだ。でも全て手放している。何故か。誰が使っても同じ音しか鳴らないエフェクターなんてつまらないからだ。しかし、また買ってしまった…。今回で3代目である。現行モデルはMIDI端子が付いている。俺はシーケンサーMIDIコントローラーを用いて今までのワミーで出来んことができるんでないかと思って、いろいろ調べてたら、下記に行き着く。
  • Molten Voltage・Molten MIDI2:今回のシステムのキモ2…のはずだったが、実際は最後の方しか使ってない…。コレはワミー専用の16ステップMIDIシーケンサーである。2オクターブ上でウニャウニャ鳴らせる位しかできなかったワミーがこれでいきなりアルペジエイターになってしまったり、スイッチを踏むたびにセッティングを即座に変えたり(例えば、2オクターブ→5度上→デチューンみたいなことができる)音程を変えることも出来るすげー代物だ。コレを造っているメーカーのサイトから専用のエディターソフトをダウンロードして、自分のオリジナルパッチも組める。俺も早速作って本体に流そうとしたが、結局は出来ず仕舞いでバトルではプリセットで挑むしかなかった。こやつ、いろいろと厄介な面を持っている。
    1. 電源がセンタープラス方式。:普通のエフェクターはセンターマイナス方式を用いているがMolten MIDI2はセンタープラス方式を用いている。なので、センターマイナス方式のACアダプターに極性を反転させるアタッチメントを使わないかん。
      うん?俺の持ってるアダプターの中にセンタープラスのやつがあったな。Roland PSA-100Pだ。これを使えばいいんじゃないかと思って繋いだが…電源、入りませんでした…PSA-100SかNS-2経由に電極反転アタッチメントつけたら無事に動いたが。
    2. データ転送にはMIDIがついてればいいってものでもない。:先述したように、オリジナルパッチを本体に送れなかった。なぜか。対応しているMIDIインターフェイスが非常に限定されているのだ。
      俺が普段使っているオーディオインターフェイスRoland UA-25)には、MIDI端子が付いている。サイトにはUSB-MIDIケーブルを推奨していたが、別にコレ使えばいいじゃんって感じで繋いだが…待てど暮らせどちっとも認識しよらんのです。説明書によると、MIDI繋いだらLEDランプが黄→黄→赤→赤と点滅した後に黄色が付きっぱなしになる。それがMIDI認識の合図なんだが、それにならない。やはり推奨したUSB-MIDIケーブル買わなあかんなと思ったのがバトル一週間前。
      出来るだけ安く済まそうと、Amazonで750円のバルク品を買う。バルク品を買うのは俺にとっては博打だ。はずれ(不良品)をつかまされることが多々あったからだ。書き込めないCD-R、増設した途端に起動しなくなるメモリ、ポインターが暴れる光学式マウス…。
      メール便ゆえに届くのに時間がかかりやきもきすることバトル4日前に、ようやく届く。いそいそとつないでみたらだ…PC上で認識してもドライバーの問題やらで電源入らない!俺のPCはWindows7 64bitだから、新しいOSに非対応?ならばXPのもう1台のPCに繋ぐ!おー認識もするし電源も入る。でもアンタ!MIDI送受信できませんからー!残念ー!
      結局、博打にまた負けたわけである…もう間に合わないのでプリセットでやったわけである。給料入ったら、ちゃんとしたUSB-MIDIケーブル買う。
    3. ワミーとMolten MIDI2をMIDI繋いだまま同時に電源オンしてはいけない。:エフェクターに繋いでいる電源タップは一斉にスイッチオフできる機能を持っている。何の気なしにスイッチをオンしたら、以下の画像みたいになって、エフェクトが効かなくなった。慌てて電源を入れなおすが今度は電源が入らない…何度も試すが上記の2通りしかならない。おいおい、壊れたかぁ?バトルに間に合わねぇ…とおもってサポートセンターを調べてたら、なんか勝手に直っていた。どうも、MIDIが原因でないかと。説明書に習い、電源を同時に入れないで、ワミー→Molten MIDI2と入れることにする。Molten MIDI2は時々とんでもねー状態になる。テンポ調整でつまみをいじるとタップテンポ機能が働かなくなったり、プログラム選択時に「ボボボボボ!」と低音のビブラートがかかったりする。今回のが最大のトラブルだ。

というわけで、つらつらと書いたが
やっぱ勝ち上がりたいわよ…更なる精進でおます。
次から「スラップバトルNEXT(仮)」となって、ドラムだけでなく、他の楽器(ギターかキーボード?)も入って、コードもEm一発でなくなるという。テクニック至上主義が過ぎてスポーツか大道芸レベルになってきたので、音楽として聴けるようになるかなー?まぁ、やることは変わりませんがね(笑)。
まぁ、ほんま出場者はバカテク揃いですから、次あったら、見に行ってやってください。私は…多分次も出ます。