福知山

廊下においてあったパチンコ雑誌をパラパラめくっていたら、福知山にあるラーメン屋が掲載されていた。なんでもものすごい濃いとんこつラーメンを食わしてくれるそうだ。福知山か。舞鶴若狭道を使えば、1時間もかからない。1時間後、俺は福知山にいた。
場所は「とん吉」という。ググって見たら、どうも知る人ぞ知る店という感じ。場所などは「とん吉 福知山」でググればよい。入ってみましたが、店構えは地味。というか侘びしさすら感じる。どうも俺には店の外観だけで上手さを判断できる能力はないようだ。行った時間が3時過ぎだったせいか、店内はガランガラン。「大丈夫か…ここ?」すら感じた。

早速とんこつラーメンを注文し、待つ事数分。出てきたラーメンのスープは確かにコテコテ…というよりはドロドロだ。「天下一品」や「ほうれんそう」みたいな感じを思い出せばいいが、あちらは鶏ガラベースなのに対して、こっちは豚骨だけを使っているそうな。とんこつ独特の臭みはあまりなく、スープ自体の味は濃いけどマイルドでしつこくない。麺は細めのストレート。食いはじめは、市販の麺の臭みを感じて「ヤバイかも…。」と思ったが、食いだすうちにスープを吸い込んでいったので、気にならなくなった。どんどんスープを吸い込んでしまうので、急いで食わないと、スープが完全に麺を食っているような状態になる。つまりそんだけ濃いという事何やけど。
具は薄く切ったチャーシューとメンマとネギのみ。この辺はこってり系の定番ですな。チャーシューは俺にはいささかしょっぱすぎた。最初に食ったのがいかんかったのだろう。スープに馴染ませてから食った方がよかったのかなー?
結論としてはスープは確かによかったが、麺やチャーシューは普通やなと。麺がちと柔らかかったのが気にかかっていたが、あとでググったら、「麺は固めで注文した方がいいよ。」と書いてあった。今度はそうしてみるか。