大阪も制覇。

(2月12日更新)
今週は週休2日。2日連続で巡礼が出来るな。今日は大阪を制覇しよう。中国道近畿道→阪和道岸和田和泉ICを降りて、旧国道170号線を目指せばすぐに槇尾山だ。第四番札所の施福寺は、難所のひとつとして数えられている。車が入れるのは、槇尾山の途中まで。そこからは徒歩で歩かなければならない。
←このとおり、ポールが立ってて入れない。
昭和の雰囲気漂ういい感じの建物を尻目に山登り開始。
コンクリートが敷かれた道を歩く。勾配も緩やかでテケテケと歩く。
道すがらの磨崖仏を撮ったり。ズームするとブレまくりで撮るのに苦労する。

そしてお約束の仁王門を過ぎたとたんに

こうなる。昔の人もここを通ったんやなぁという感慨も古式ゆかしさも感じるわけもなく、太股にさぞや乳酸がたまることだろうと思いつつ、息切らし山を登るのであった。まぁ、愛宕神社参ったときに比べりゃ屁でもないが。さて、歩くこと30分弱で施福寺に辿り着いた。




納経帳へのご朱印を済ませ、とっとと下山…のまえに、参道入り口付近にあった神社に参る。満願滝弁財天神社といって、弘法大師が満願したときに滝行をした場所に建てられた神社。


ここでもご朱印をもらうのであった。


環状線国道170号線)に沿ってひたすら北上。
話は変わるが、世の中には「酷道マニア」なるものがいるという。「酷道」とは、「国道」とは名ばかりと言えるほどに、路面状態が非常に悪かったり、合流不可能な狭い車線があったり(狭隘道路(きょうあいどうろ)というそうな。)、急カーブ&急勾配満載の峠道だったりする国道を揶揄したもので、地方の山間もしくは県境の国道に多く見られる。そこを敢えて通る人達を指すそうで。
類義語的に県道なら「険道」、市道なら「死道」というそうな。…三田市の県道、市道は他の市町村に行く道は峠道がわりと多いが、険道レベルではないみたい…。外環状線でない旧170号線も有名な酷道で、槇尾山通る際にちょいと旧道を通ったが、住宅地を通っているため、対向車がきたら車幅感覚を問われる程の狭い道が延々続いている。精神衛生を重視するなら、外環(関西人はこう呼ぶ)を走ろう。俺はそっちを選んだ。おかげでスイスイ走れて、あっという間に葛井寺に。



  • 葛井寺(こちらもオフィシャルサイトがないので、wikipedia:葛井寺):第五番札所。
    正式名称は「紫雲山」。PCでは「葛井寺」と表記されるが本来はこう。
    本尊は十一面千手千眼観音。毎月18日にご開帳されている。
    「ふじいでら」の名の通り、藤の木やおおきな藤棚が境内にあって、春に来たらさぞや綺麗であろうな。しかし今は2月、ただの枝。おじさんが剪定をやっているだけであった。

そんなわけで、今日はこれまで。短い?まぁ今日は大阪を制覇するだけが目的だからいいのだ。