京都、滋賀とを攻めてまいります。


  • 興福寺南円堂:第九番札所。正式名称は「興福寺」のまま。山号はない。珍しい八角形の建物。
    寺自体の本尊は釈迦如来だが、南円堂の本尊は不空羂索観音。隣りには

    一言観音が奉られているお堂がある。なんかここだけでご朱印を3種類もゲットしてしまった。
    ご本尊のある中金堂は解体修復中。2010年に再建とのことだが、行った時はまだ更地やった。遷都1300年でもある同年に間に合うのか?

近くには東大寺春日大社などの有名な寺社もあるが、それは後々。国道24号線を北上し、宇治市で道に迷う(笑)。京滋バイパスに沿っていったら、三室戸寺が見つかる。やっぱりカーナビいるな。



  • 三室戸寺:第十番札所。正式名称は「明星山 三室戸寺
    本尊は、千手観音。四季折々の花が咲いている寺なので、2月のクソ寒い時期なんぞ誰もいやしねぇ!


参道の前の看板。



  • 醍醐寺(一番大きな画像は札所の女人堂。):第十一番札所。正式名称は「醍醐山(深雪山ともいう) 醍醐寺」。寺の規模では西国三十三箇所では最大級だろう。
    寺自体の本尊は薬師如来西国三十三箇所の札所本尊は准胝観音。その准胝観音がまつられているのが、准胝堂といって、本来なら1時間以上かけて山道を登らなあかん場所(上醍醐という。)にあるのだが、去年の夏にその准胝堂が落雷で本尊もろとも燃えちまった(こちら参照。)!
    しかし、准胝堂は過去に何度となく火災に遭っており、ふもと(下醍醐という。)の女人堂というところに准胝観音の分身をまつっている。今後はそれが本尊に昇格するかどうかは知らないが、西国三十三箇所の朱印や納経は、現在女人堂で受け付けている。なんか拍子抜けというか、物足りないというか…准胝堂が復興したら、登ることにしよう。この寺には、他にも多数のご朱印があるのじゃが、それもぼちぼち集めるか。むちゃくちゃ広くて1日で回れそうにない。

北上して、国道1号線に合流。さて、少し南下して、正法寺石山寺に行くか、北上して酷道マニアにその名をとどろかす国道477号線を走るか、と一案する。どうせ一度通ったら、二度と通りたくなくなるだろうから、国道477号線に向かう。国道161号線を北上するとすぐに、第十四番札所・三井寺の看板が見えた。



  • 三井寺(一番大きな画像は、札所の観音堂。):第十四番札所。正式名称は「長等山(ながらさん) 園城寺(おんじょうじ)」だが、一般的には三井寺で通じている。
    本尊は弥勒菩薩で、金堂に安置されている。

    ここではご朱印がもらえるぞ。あと、山門近くの釈迦堂でもご朱印をゲットした。

    この寺もむちゃくちゃ広くって、西国札所の観音堂に行くまでにいくつものご朱印ポイントがあった。ちなみに西国四十九薬師霊場で、湖国十一面観音霊場である。かなり歩かされてやっとこさ観音堂にたどり着く。
    札所の本尊は如意輪観音観音堂を降りてから、駐車場に向かう道すがらに、受付が…いちいち金堂回って来んでも、こっちから行ったほうがはるかに近道じゃねーか!とはいえ、他の建物も見たほうがいいので、山門側から行こう。