東大寺
西国三十三箇所のお礼参りも一応はラストである東大寺へ向かう。
- 東大寺大仏殿:神仏霊場巡拝の道・第十四番(奈良一番)札所。東大寺には山号はない。東大寺の本尊は盧舎那仏。有名すぎるほどに有名な奈良の大仏さんだ。左に虚空蔵菩薩、右に如意輪観音がまつられているが、これもでかい。今日は聖武天皇祭で、間近で大仏さんを見られなかったのが残念。聖武天皇が大仏さんを建立したってのは歴史の教科書にも載っているからそれくらいは知っているわい。
ここに来るのは、小学校の修学旅行以来だが、仁王門の仁王像といい、大仏殿もアホみたいにでかい!観光客もワールドワイドで、韓国、中国、フランス、英語、ドイツ語、なんだかよくわからない言語(笑)が飛び交っている。ここでご朱印ゲットした時に他にご朱印得られるところを聞いたら、ものごっつあるがな!いそいそと集めにかかる。もちろん各お堂では般若心経とご真言を唱えつつ。
- 鐘楼:国内最大の梵鐘。ここでもご朱印が得られる。
- 二月堂:お水取りで有名で、それが終わったら本格的にあったかくなるでというのが、関西では定番の会話。ここが西国三十三箇所・番外札所である。これで、お礼参りも含めた西国三十三箇所巡礼はフルコンプリートとなった!すごい!何が?
- 不動堂:不動明王がまつられてる。
となっている。あ、大仏殿とここと戒壇堂は有料だから気をつけてね。
- 戒壇堂:大仏殿から西に離れたところにある。
まぁ、ようするに「わて、坊さんになりまっせー!」と宣言する儀式を行う場所なのだ。変わったつくりで、お堂の中央に多宝塔があって、そこに釈迦如来と多宝仏が納められ、それを囲むように四天王が納められとる。手前右から時計回りに持国天、増長天、廣目天、多聞天となっている。
これで、東大寺のご朱印は一通り手に入れたかな。時計を見るとお昼前。ここにきたのが9時過ぎだから、うわ、もう3時間近くもここにいたのか。非常に濃厚な時間であった。これで少しは浄化されたか?さて、軽く近くでうどんを食って東大寺を後にする。