環状線内制覇す。
(2010年1月11日編集完了)
大阪市内の環状線内にまだご朱印を押さなければならないところがある。それらを制覇するとしよう。
- 坐摩神社:神仏霊場巡拝の道・第四十九番(大阪八番)札所。じもとでは「ざまさん」と呼ばれているが、正式名称は「いかすりじんじゃ」である。祀られているのは、生井神 (いくいのかみ)、福井神 (さくいのかみ)、綱長井神(つながいのかみ)、阿須波神(あすはのかみ)、波比岐神(はひきのかみ)の5柱神。総称して坐摩大神(いかすりのおおかみ)という。以下、摂末社。
大江神社。現在改装中のため、御神体は本殿にあるとのこと。
繊維神社。近くに船場のセンイシティーがある絡みでしょうな。
大国主神社。
天満宮。
相殿神社。
とまぁ、大江神社からこの相殿神社まで左から右に連なっている。
稲荷社。
陶器神社。この界隈は陶器を扱う店も多かったのだ。青磁器の灯篭があるくらいだ。
wikipedia:坐摩神社やこのサイトでもっと詳しくわかるどー。
- 今宮戎神社:神仏霊場巡拝の道・第四十五番(大阪四番)札所。えべっさんといえば、関西人には西宮えびすに並んで称される有名な神社。もっと大きな神社かと思ったが、意外とこじんまりしている印象。祀られているのは、天照皇大神、事代主神、素盞鳴命、月読尊、稚日女尊。このうち事代主神がえびすとして特に信仰を集めたとwikipediaには書かれとる。以下摂末社
大国社。大国主命が祀られている。
稲荷社
- 生國魂神社(オフィシャルサイトがないので、ここかここ参照。):神仏霊場巡拝の道・第四十八番(大阪七番)札所。「いくたまさん」の相性で地元に親しまれている。拝殿がクリーム色の鉄筋コンクリートなのはいただけない感じもするが、戦火と台風を潜り抜けた末にこうなったという。祀られているのは生島大神、足島大神、相殿神として大物主大神。ここは摂末社がまたぎょーさんある。全部まわりましたよ。
天満宮。菅原道真が祀られとる
住吉大社。住吉三神(底筒男命、中筒男命、表筒男命)が祀られとる。
皇大神宮。天照大御神が祀られている。
精鎮社。事代主神(恵比須)、比竎大神(弁天)が祀られている。
城方向(きたむき)八幡宮。大坂城の鬼門鎮護の社。大坂城の方を向いて北向きに建てられていることから、城方向(きたむき)となったという。祀られているのは、譽田別命(こんだわけのみこと)、氣長足媛命(あきながたらしひめのみこと)、玉依比賣命(たまよりひめのみこと)。
鞴(ふいご)神社。金物と台所を司る社である。祀られているのは、天目一箇神(あめのまひとつのかみ)、石凝杼売神(いしこりどめのかみ)、香具土神(かぐつちのかみ)。
家造祖(やづくりみおや)神社。家造りの祖神を祀っている唯一の社。手置帆負神(たおきほおいのかみ)、彦狭知神(ひこさしりのかみ)が祀られている。
浄瑠璃神社。近松門左衛門ら文楽(浄瑠璃)関係者を祀っている。広く芸能上達の神として信仰されている。絵馬にも「M-1に出られますように」だの「メジャーデビューできますように」だの書かれていた。ちなみに、左から城方向八幡宮、鞴神社、家造祖神社、浄瑠璃神社と並んでいたが、随分俗っぽい神ばかり並んでいるな(失礼)。
稲荷神社。祀られているのは、倉稲御魂神(くらうかのみたまのかみ)。佐賀県にある祐徳稲荷神社の御分霊とのこと。
源九郎稲荷神社。祀られているのは源九郎稲荷大明神と八兵衛大明神。前者(前神?)は奈良県にある源九郎稲荷神社の御分霊で、後者は道頓堀中座にかつて祀られていたのを合祀した。歌舞伎役者や松竹新喜劇の役者がよくお参りしているという。
鴫野神社(しぎのじんじゃ)。 -- かつては弁天島(現在の大阪ビジネスパークの位置)に祀られており、淀君が篤く崇敬したことで知られる。淀君死後は「淀姫社」と呼ばれ、共に祀られていたが、弁天島の用地売収に伴い、いくたまさんに移転…遷座という…した。市寸島比売(いちきしまひめ…弁財天ですな。)、大宮賣神(おおみやひめのかみ)、淀姫神(よどひめのかみ)が祀られている。縁結びならびに縁切りの神でもあるのだ。絵馬の中にちょっと怖いのもあったが…「××(彼氏の名前)が××(浮気相手の名前が複数名)と縁を切り××(書いた人)の元に戻ってきますよう」とか…。