だめだ。暑くって一つしか回れず…。

当初は和歌山と大阪の県境にある七宝瀧寺に行くつもりだったが、傍らにあった「うまいラーメン」本を見ていたら、松原市の綿麺(錦麺だと思っていた)のつけ麺が食いたくなり、近畿道松原インターで下りる。下りたらすぐにあるので、アクセスも容易。

んで、つけ麺を食す。全粒粉というが、つなぎの卵が多いからか、香ばしさはあまりなく、ストレート麺もあいまって蕎麦っぽい喉越し。魚粉をふんだんに入れた醤油とんこつの漬け汁も、臭みもなく酸味が利いている。しかし、俺の中では前日に食った麺乃家のつけ麺の強烈なインパクトに食われてしまった感がある。魚介系の強烈さはあっちの方が上で、あれほど飯がすすむスープを俺は知らない。もうちっと
間を置いていくべきだったか。
七宝瀧寺に行くのをやめたので、この界隈の寺はないかと調べると、お隣の堺市に家原寺ってのがあるのか。そこへ行く。


  • 家原寺西国薬師四十九霊場・第十五番札所。山号を含めた正式名称は「一乗山清涼院家原寺(いちじょうさんせいりょういんえばらじ)」。一番上画像が札所霊場である薬師堂で、その下の画像が本尊である文殊菩薩を納めた本堂である。俺が今まで巡礼した寺の中にもいくつか開基をしている行基(他にも東大寺の大仏建立に関わったり、草津温泉などの温泉を発見したりも。)が生誕した場所を寺にしたとある。
    …なんだけど…確かに、本堂はいい感じの古刹なんだけど、他のお堂が変に新しかったり、現代風の鉄筋建物が点在してたり、庭木の剪定が行き届いていなかったりと、寺全体はB級感が漂っていたりする…。その辺はこちらを見た方が早いかも。

だめだ。こうも暑いとやってらんねぇ。いろいろお堂があったが本堂と薬師堂だけ参ってとっとと退散。この日(7月19日)の堺市の最高気温は…え?32.7度ぉ!?これでぇ!?こりゃ帽子とタオルが必需品やな…うん。