行くなら今しかねー!

今年は辰年六波羅蜜寺のご開帳が行われる年。しかも11月3日から12月5日の33日間しかご開帳が行われない。百石踊りで日曜日が潰れていたので、行けるのは今日しかない!是が非でも行かねば!というわけで昨日行ってきたのである。

  • 六波羅蜜寺西国三十三箇所・第十七番札所。山号は補陀洛山。本尊は十一面観音。
    天暦5年(951)に空也上人(醍醐天皇の第二皇子であったのだ)により開創された西光寺が始まりである。教科書とか京都の観光ガイドとかでこの像を見たことがある人も多いだろう。

    これは、空也上人が京の都で疫病が蔓延した時に、念仏を唱えながら、町中を練り歩いた姿を現しているのだ。口から六体の阿弥陀如来を出すセンスは現代でもいけてますw。

    空也の死後、空也の死後、977年に比叡山の僧で、空也の弟子だった中信が中興して、六波羅蜜寺と改称した。平安時代には、平家の庇護を受けて、本堂周辺には平家の邸宅が立ち並んでいたという。1183年に平家没落した後は本堂を除いて、全ては兵火に巻き込まれて烏有に帰するのだが…。

    鎌倉以降も、その折によって幕府から庇護を受けていて大伽藍を築いていたが、明治の廃仏毀釈で規模を現在の広さまで大幅に縮小され、再び荒廃する。昭和44年(1969)に開創1000年を記念して解体修理が行われ、持ち直し、現在に至っている。

    ご開帳では、普段入れない内陣にも入れて、ばっちり見てきましたぞ。次は12年後に遭おうぞー。


    弁才天堂。


    十一面観音像。


    平清盛公塚とのこと。


    不動堂…だっけ?


    手水場。


    なで牛。痛いところにさすろう。イタイところにはさすれないがw。


    無事かえる。