三巡目開始する。まずは葛井寺。

というわけで、2度目の満願を達成して間もなく、三巡目を行うことにした。

  • 今までは納めていなかった納め札を納める
  • 御影をもらう。
  • もちろん重ね印もしてもらう。

二巡目は他の札所めぐりもあったので、3年以上かかった。今回は堂宇を撮るのは最小限に抑えて、前回と異なる点くらいに留めておくか。
おぉ、今日は葛井寺のご開帳日でないか。こないだ行ったばかりだが、また行くことにした。
ははは…デジカメ忘れたし!携帯カメラで撮ることになりました。

ご開帳だったこともあり、内陣に入ることが出来た。有料だが致し方ない。
本尊を見てきたが、ここの千手観音は、本当に手が千本あるという。
沿革や寺宝を記したパンフレットをもらう。オフィシャルサイトがない寺なので、この資料はありがたい。看板に載っていない歴史として…
永長元年(1096年)に明日香の軽里、藤井安基が荒廃していた伽藍の修復に尽力したという。そのことをきっかけに、この地を氏の苗字から取って藤井寺と言うようになったとか。
安基は大和から河内界隈を荒らしまわる悪漢で、追われる様にこの葛井寺に飛び込んだら、本尊の前で金縛りにあい、そのまま餓死してしまう。
案の定地獄に落ち、悪行を反省しているところ、葛井寺の本尊が目の前に現れ、本堂横の井戸の前で生き返ったのである。この井戸こそが、かの弘法大師が自ら掘った井戸である。安基はその水を飲んだところ、さらに力が湧き、伽藍の修復に力を注いだといわれている。
そのことから、安基みたいなどうしようもない奴…あかん奴…でも改心出来る、どうしてもあかんときに助けてくださるお寺として、「あかん河内の葛井寺」と呼ばれるようになったのだ。

玉垣に囲まれただだっ広い空き地。役行者像があるが、よくわからない。

烏枢沙摩閣。トイレだよ。

ご開帳日という事で屋台もポツポツあったり。野菜とか干物とか…。

あ、納め札納めてない…。