京都市内全部回った
今日は京都市内の全ての西国三十三箇所霊場を回ってきた。車だと十中八九渋滞に巻き込まれるから嫌なんだけど、カーナビの性能を見るために行くとしよう。以下回った順番に
- 善峯寺:西国三十三箇所・第二十番札所ならびに神仏霊場巡拝の道・第八十五番(京都五番)札所。正式名称は「西山 善峯寺」。
本尊は十一面千手観世音菩薩。ここも伽藍はめちゃくちゃ広いけど、本堂しか行っていない。あと、寺まではめちゃ道が狭いうえにわっかりにくい場所にあるので、カーナビの恩恵を早速預かる俺であった。
案の定、京都市内に入ると渋滞に見舞われる。しかも次に行く革堂はこれまた京都市内の最渋滞地域である河原町界隈にある。こんなときバイクならなぁ…。
- 行願寺革堂(オフィシャルサイトはないので、wikipedia:行願寺参照):西国三十三箇所・第十九番札所ならびに神仏霊場巡拝の道・第百十四番(京都三十四番)札所。正式名称は「霊麀山(れいゆうざん)行願寺」なんだけど、革堂(こうどう)が一般的。
本尊は千手観音。京都市内に有るゆえか、伽藍はものすごく小さい。車は近くのコインパーキングで停めたが、ほのかなパンの香りがする。進々堂のパン工場が近くにあった。
なんか気色悪い天気だ。晴れたり曇ったり小雨がぱらついたり。革堂にいた時は小雨だったのに、次の六角堂では晴れている。
- 頂法寺六角堂:第十八番札所。正式名称は「紫雲山 頂法寺」。六角堂のほうが通りやすい名前。堂宇は名前のとおり六角形を成しておる。
本尊は如意輪観音。秘仏なんやけど、俺が行ったときはご開帳がなされていた。130何年かぶりのご開帳だそうだが、びっくりするほど小さかった。御前立ち像の5分の1くらいの大きさだった。
さぁ、どんどんまいりましょう。
カーナビの性能はすこぶる良い。
- 六波羅蜜寺:西国三十三箇所・第十七番札所ならびに神仏霊場巡拝の道・第百十八番(京都三十八番)札所。正式名称は「補陀洛山 六波羅蜜寺」。
本尊は十一面観音。辰年にのみご開帳される秘仏。あと宝物収蔵庫は是非見ておこう。美術の教科書でおなじみの空也上人像や平清盛像が安置されているのだ。
- 清水寺:西国三十三箇所・第十六番札所ならびに神仏霊場巡拝の道・第百十七番(京都三十七番)札所。正式名称は「音羽山 清水寺」。♪田舎のガキでも知ってるぜタワー(by爆風スランプ「おしゃれな東京タワー」より)と言わんばかりに有名すぎるほど有名な京都の観光スポット。こんなところ車で行くなんか正気でない。駐車場に停めるのだけで20分近くかかった!
本尊は千手観音。ここも行ったときにご開帳がなされていて、ばっちり見てきたぞ。一番大きな画像は…まぁ、お約束です…。
- 今熊野観音寺:西国三十三箇所・第十五番札所ならびに神仏霊場巡拝の道・第百二十二番(京都四十二番)札所。
ご本尊は十一面観音。また雨が降ってきた。なんだか気分もなえて来るが、番外の元慶寺見るまでは終われない。
- 元慶寺(オフィシャルサイトはないので、wikipedia:元慶寺参照):西国三十三箇所の番外札所。西国三十三箇所巡礼を中興した花山天皇が出家した寺である。
全部で7つの寺を回った。やりすぎだな。ここまでくるとご朱印集めも単なる「作業」だ。もっとちゃんとしたやり方を知ったほうがいいと思って今熊野観音寺で「西国三十三箇所勤行次第」を購入。般若心経や観音経などのお経と、巡礼のマナーが書かれたマニュアル本である。ここに書いてあるような本格的なことは出来そうにないが、せめて読経のひとつぐらいはやったほうがいいよなぁ。
元慶寺で何気に撮った梅の花でも見てやってください…。2枚目はなんか暗い…。