YOU来ちゃいなよと言われ、

チアキ嬢が関わっているお笑いイベに行って見る。俺自身が生で見たお笑いのライヴと言うのは、大学時代にまだ2丁目劇場があった頃に見たWaChaCha LIVEと(確か、モストデンジャラスコンビケンドーコバヤシがやっていた漫才コンビ。)と野性爆弾が出演してたっけ…)、数年前にメトロでやったカモロックフェスティバルで見た猫ひろしくらいか。「インディーズのお笑いに触れてみるのも冒険ですよ。」とのたまわれたし、どんなもんか見に行くことにした。
開場入りすると、客が3人しかいなかった(爆)!嫌な予感しまくり…また、白鯨とかのイベみたいな下ネタ大本営おちょくりオチなしグロネタ大集合!イベ(偏見)だったら…おいおい、一般人は無理だって…前見たら、ユーロビートに乗って、小太りの男二人がパンツ一丁で踊っているし…。…しばしタチアキ嬢と談笑後(お笑いに縁がない方が!といたく驚かれていた。)、後ろを振り返ると…家族連れやお年寄りが結構見受けられたり。
開演。「第432回西日本お笑い総決起集会」というタイトルにニヤリ。イベのコンセプトはビートたけしお笑いウルトラクイズだそうで。
全体的には、全てが全てアングラでなく、正統派のしゃべくり漫才および漫談やコントの比率が高く、一般の方も安心して見られるイベだった…まぁ、俺はおもくそアングライベやとおもっていたのもあるが。最もアングラだったのは、浅田マオーだったな。是非保山さんに発見されて欲しい(笑)。
猫ひろしを見たときもそうだったが、ライブで見たほうがおもしろく刺激になるのは、何も音楽に限らずお笑いでもあてはまるのだなぁと、今回のイベで改めて思うのであった。猫ひろしはテレビではぜんっぜん面白くなかったが、ライヴではすごく受けるんだ。何故か。テレビではとてもできないネタがふんだんに盛り込まれていたのもある(加藤鷹ネタとか。あと、生クリームは乳首でなく肛門から出る。)が、場の空気を完全に支配する能力…猫ひろしの場合、自分を魅せつつも、客いじりもちゃんとやってた…を持っていたからだ。要するにちゃんと客をつかめているって事だ。それができれば、プロでなくても、ジャンルが何であろうと、レベルの高いステージングができる。俺にかけていたのはそれかぁ…。何もオチはない(笑)。
まぁ、お笑いも音楽も、いっぺん生で見ろって事だ。ダイナミクスが雲泥の差だ。CDやDVDはサンプラーでしかない。