日本海 紅葉はまだ 早かった…

おい、これ編集し始めたの12月6日だぞ!放置しすぎだろ!で、完成が年またいで1月4日ときたもんだ!
いや、写真はもうはてなフォトライフにうpしているけど、編集がめんどくさくって。今回は本堂以外も撮りまくっているから余計めんどい。しかし、めんどくさがってもいられないので、ぼちぼち上げていく。


  • 松尾寺:神仏霊場巡拝の道・第百三十二番(京都五十二番)札所ならびに西国三十三箇所・第二十九番札所。山号は「青葉山」で、三十三箇所中、唯一馬頭観音が納められているお寺。前回来た際には、ご開帳もしていたものの、雪も残るクソ寒い2月だった。なので、秋に行こうと思っていた。11月の初旬だけど、日本海側なら紅葉でも拝めるかと思っていたが…えぇ、もみじは青々としていましたよ…ガッカリ。しかし、今月は今日しか完全オフがないのだよ!あきらめて、他の堂宇を観て回ります。


    仁王門。ぶっちゃけ痛みが激しい。前回来た時は仁王像は修復中と看板が掲げられていたが、現在は修復を終え階段中腹にある宝物殿で展示されている。有料だから観てないけど(おいおい)。
    本堂にも書かれていたが、松尾寺は平成27年から本堂の解体修復工事を行う予定だ。その際に仁王門も修復されるのだろう。多分。


    鐘楼と手水場。手水場は屋根がない。


    本堂右手にある大師堂。中はガラーンとしてて、入っていいものか臆するくらい。廊下の床に賽銭口があるのは珍しい。


    本堂左手にある、経堂。京都府の指定文化財だそうで。


    地蔵堂らしい。中も拝めなかったし、詳細がわからない。


    その隣にポツンと合った建物。何が祀られているのかさっぱりわからない。三巡目の時には絶対聞こう。


    本堂と大師堂の間の橋をくぐった先にあるお社。青葉山妙理大権現と書かれてあった。後で調べたら、松尾寺の奥の院に祀られているのが、青葉山妙理大権現で、ここはその奥の院への入り口なのである。社を囲む羅漢がなかなか不気味ですなぁw。


    大師堂のさらに東のはずれにポツンとある神社。帰ってから調べたら、六所神社とのこと。


そして、この本坊でご朱印をゲットして、西へ向かう。



  • 多禰寺(オフィシャルサイトもwikipediaもないので、ここここここなど参照した):西国薬師四十九霊場・第三十番札所。山号は医王山。本尊はもちろん薬師如来用明天皇の勅願で、息子であり、聖徳太子の弟でもある麻呂子(まろこ)親王が開基だと言われている。調べたら、丹後地域で最も古い寺だとか、日本で3番目に大きな仁王像が宝物殿に納められているとか、結構すごいことが書かれているけど、寺全体はひっそりした古刹である。萩の花が群生しており、夏には綺麗に咲きほころぶそうで。


    山門。鐘楼を兼ねている山門はたまに見かけるけれど、1階建ての門(単層門という)で通路のど真ん中に鐘が吊り下げてあるのは珍しい。もちろん撞けますよ。


    参道と、手水場。


    稲荷社と弁天社。


    鎮守社。御剣大神を祀っている。


    熊野権現社とその隣にあった…恵比寿社だったっけ?忘れた、すまん。

  • 成相寺西国三十三箇所・第二十八番札所。山号成相山。本尊は聖観音文武天皇の勅願所として慶雲元(704)年に真応上人が創建したと伝えられている。天橋立を一望できる展望台があるが、そちらは前回お参りの際に行ったのでやめた。あと、紅葉はここでも観られなかったが、その10日後のオフィシャルブログでは非常に見事な紅葉を見せており、心の中で地団駄を踏む俺であった…。では、他の堂宇へ行って見ますか。


    前回撮り忘れた山門。ここの仁王像は正面を向いているのではなく、参拝者を睨みつけるようなスタイルなので非常に珍しい。


    本堂までの階段。中腹に駐車場があるので、車で来た人は途中から昇ることになる。中腹には五重塔もあって撮影したが、ものの見事に逆光だったのでボツ。


    「撞かずの鐘」と称された鐘楼。言い伝えによると、江戸時代に鐘を造る事になって浄財を募ったわけだが、裕福で子沢山なのにドケチなとある家の女房はそれを断った。鐘を鋳造する日には、沢山の見物人をまじえた中、そのドケチ女も赤ん坊を抱えて見物していた。そしたらば、誤って鉄がドロドロに溶けた坩堝に赤ん坊を落としてしまった!ギャアアアア!そのような悲劇を経て鐘は完成するが、撞いてみたら鐘の音と共に、赤ん坊の泣き声や母親の叫び声が一緒に聴こえるでないの!ヒイイイイ!以来、この鐘は撞かなくなったそうじゃ。この話を聞いて、肝試し感覚で「撞きてー!聴いてみてー!」と考えるアホは…いるんだろうなぁ。


    観音堂。順礼堂ともいう。西国三十三箇所の観音が納められている。他の札所からかなり離れた所にあるだけのことはありますなぁ。


    十王堂。名の通り、閻魔大王が祀られてる。他に孔雀明王びんずるさんも。


    本堂隣にある熊野権現社。

    あ、そだ。丁度俺が行った時には秘仏公開もされていたんだ。公開されたのは不動明王図、蔵王権現像、軍荼利明王像の三体。とりあえず拝み倒しておきました。

大分、日が落ちてきたな。最後に籠神社へむかわねば。

  • 籠神社:神仏霊場巡拝の道・第百三十一番(京都五十一番)札所。「このじんじゃ」と読む。主祭神として彦火明命、相殿に豊受大神天照大神、海神、天水分神を祀っている。元々、後述する奥宮に豊受大神を祀っていた。十代天皇である祟神天皇の時代に天照大神が大和笠縫邑から移り、与佐宮(よさのみや)として4年ほど共に祀られることになる。のちに二神は伊勢に移るのだが、その縁があってか、この神社は「元伊勢」という別名ももっている。では、摂末社


    と、その前に鳥居と手水場。


    蛭子神社彦火火出見尊(ひこほほでみのみこと)と倭宿禰命(やまとのすくねのみこと)が祀ってある。ちなみに近くに亀に乗った倭宿禰命の銅像がある。神武天皇が東征の際、明石海峡に亀に乗って現れ、神武天皇を大和の国に導いたと言われている。


    天照大神和魂社。天照大神の和魂(にぎみたま)が祀られている。


    春日大明神社。武甕槌命(たけみかづちのみこと)、経津主命(ふつぬしのみこと)、天児屋根命(あまこやねのみこと)、比売神(ひめがみ)が祀られている。


    猿田彦神社猿田彦神を祀る。


    真名井稲荷神社。宇迦之御魂大神(うかのみたまのおおかみ)、保食大神(うけもちのおおかみ)、豊宇気毘売大神(とようけびめのおおかみ)が祀られている。



    車で数分走らせたところにある、奥宮の真名井神社。元々はここに豊受大神がまつられていたのだ。フラッシュたくギリギリの光量でボケてしまって申し訳ない。有名なパワースポットらしいが、夕方だったこともあって、ひっそりしていましたよ。西国三十三箇所の3巡目(やるの?)の際に、もう一回来てみようか。そしたら、感じるものがあるやも知れない。